こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
現在SO.ラボでは、隔週の土曜日にSDGs実践プロジェクトの一環として、環境・教育・人権・多様性などをテーマにした上映会を行っております。
5月9日(土)に上映会を開催しましたので、上映作品の概要と参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!
今回の上映作品『草間彌生∞』

原題 :Kusama: Infinity
製作年:2018年
製作国:アメリカ
時間 :77分
監督 :ヘザー・レンズ
~作品概要~※以下cinemoHPより抜粋
世界的アーティストの1人として知られる草間彌生。絵画や彫刻、インスタレーション、パフォーマンスアート、詩や文学……様々な分野で輝かしい功績を残し、現在もなお創作活動に全てを捧げて生きている。そんな草間彌生の作品に心を奪われたヘザー・レンズ監督。1950年代から70年代初頭にニューヨークで創作活動をしていた草間のアート界に及ぼした影響が見落とされていることに気づき、「草間彌生の複雑なストーリー(人生)と芸術(才能)を分かち合ってもらいたいと思った」と、ドキュメンタリー『草間彌生∞INFINITY』を制作。この映画は、草間彌生がどのようにして芸術の道へ進み唯一無二の表現者になったのか──。
芸術への情熱を理解されなかった幼少期、単身アメリカへ渡った挑戦、苦悩と困難の連続だったニューヨークでの創作活動、作品が認められるまでの道のり、大切な人達との出会いと別れ、強迫神経症という病……波瀾万丈のひと言では足りないほどの超絶人生を送ってきたアーティストの人生に迫る。草間彌生本人のインタビューに加え、70年に渡る創作活動の記録、草間彌生の才能を語る芸術関係者の声によって構成される衝撃の77分! 知られざる草間彌生の人生に心をつかまれる!
~該当するSDGs目標~

今回の作品は
5番『ジェンダー平等を実現しよう』
に関する内容が含まれておりました。
上映作品に関する図書の紹介

今回は『草間彌生物語』『不思議の国のアリス』『チームラボって、何者?』の3冊をおすすめ図書に選出させていただきました。
SO.ラボでは会員様向けに図書の貸し出しを行っております。
会員登録をご希望の方はスタッフまでお声掛けください。
詳細は下記URLにてご参照ください。
https://solavo.jp/member/
上映会・座談会の様子

~議論内容~
今回は、3つの問いを基に意見交換を行いました。
Q1この映画で一番印象に残ったシーンは何ですか?
・「作品を見に来た人を主人公にしてしまう作品」という部分に言及しているシーン
→人々を魅了する作品をつくり鑑賞させるだけでなく、作品の主人公になった感覚を味わうことのできる芸術は多方面から捉えられて面白いと思った。
・「死者の作品を展示していて何が近代アートだ、今生きている芸術家に目を向けるべき」と草間彌生が語るシーン
→近代アートや現代アートについてあまり考えたことがなかったが、今を生きる表現者に目を向けるべきという考え方にすごく納得がいった。
・約50年程前にホモセクシュアルの方々の結婚式をしていたこと
→現在はLGBTQに関する理解が深まってきているが、難しい時代に思い切ったことができる実行力が素晴らしい。
・自分がどうしたいかで生き方を選択するという事について語るシーン
→自分がどうしたいか、周りをどうしたいかで取り組み続けていく姿勢が素晴らしいと感じた。そのような生き方をしていると、感銘を受けた人々が自然に集まってくると思った。また、そんな人々の拠り所を作り続けることが大切だと感じた。
Q2草間彌生にとって、創作は生きる手段のようなものでした。
あなたの生活において“生きるためにやること”、“やらないと辛いこと・苦しいこと”はありますか?
・表現活動(お芝居)
→自分ではない自分に出会うことができる。多くの人生を知ることができ、自分の経験として実生活に落とし込むことができることに喜びを感じる。
・目標(テーマ)を掲げて行動すること
→今何をすべきか、人のために何ができるのかを考え行動することに喜びを感じる。
・小さい頃からやっている趣味
→それをやると心が安らいだり癒されたりする。
・車に乗ること
→エンジンの音を聞きながら愛車で走ると気分がリフレッシュされる。
・美術・芸術を楽しむこと
→色々なモノ・コトに出会うことができる。私生活に時間的余裕ができ、アートに触れる機会を作るようになったら、作家さんや素晴らしい作品の数々と沢山出会うことができ、ご縁が広がっていく感覚が実感できた。
Q3この映画を見て学んだこと・気づいたことはありますか?
・自分を信じることができるのは自分であること、先ずは表現したいという気持ちに素直に生きることが大切だということに改めて気づくことができた。
・周りの言う”普通”に惑わされることなく、自分の信念を貫いていきたいと思った。
・価値の基準を周りの人間に委ねることなく、自分の感覚を信じて選択していきたいと思った。
・何事もコツコツとやっていくことで自分自身が充実していくということがわかった。”やりきった”と言い切れることが大切だと思った。
・高原化した社会の中で、アートがどう存在するべきか考える必要があると感じた。
・現代アートが日本になかなか馴染んでいかないことに疑問を感じた。
今回の作品は、現在よりも多様性に理解が乏しい世の中で、草間彌生さんが自らをどう表現しながら生きてきたのか知ることのできる内容で、その生き様に勇気づけられた参加者様が多くみられました。多様性に理解のある時代をつくりあげた先駆者ともいえる草間彌生さんの人生を知ることができ、大変勉強になりました。
次回上映作品情報

次回は『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』を上映いたします。
~作品概要~
有名な現代芸術家であるヴィック・ムニーズが活動拠点ニューヨークのブロンクスから故郷ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のごみ処理場「ジャウジン・グラマーショ」へと旅をする。
そこで彼は、“カタドール”といわれるリサイクル可能な素材を拾い集める人々のポートレイトを写真におさめていく。そしてごみ山で集めたガラクタで、カタドールたちの巨大ポートレイトのモザイク画を制作していく…。
一瞬でも彼らを別の世界に連れ出すことが出来れば、彼らの人生を変えることができるのではないか?ムニーズは、制作した作品を世界的に有名なオークションで販売し、そのお金をカタドールに全額寄付して次々と人生を変えていくが…。アートが現実社会を変える、人を変えていく壮大な試みが、今、明らかになる。
~上映会詳細~
○会場 :SO.ラボ2F
○上映日時 :2026年5月23日(土) 開場16:00/開演16:30
※上映時間 :98分
※上映会終了後、座談会も開催しております (参加自由)
○料金 :800円(現金のみ) ※学生以下無料
○ご予約方法:電話、メール、DM、Googleフォームにて受付しております。
GoogleフォームURL:https://forms.gle/u2iAFAc6b9mvmY6u9
当日のお申込みも大歓迎です!
次回の上映もお楽しみに!