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【上映会レビュー】SDGs実践プロジェクト『simplife』2026.4.11

こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
現在SO.ラボでは、隔週の土曜日にSDGs実践プロジェクトの一環として、環境・教育・人権・多様性などをテーマにした上映会を行っております。
4月11日(土)に上映会を開催しましたので、上映作品の概要と参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!

 

今回の上映作品『simplife』


製作年:2017年
製作国:日本
時間:78分
監督:Ben Matsunaga

 

~作品概要~※以下cinemoHPより抜粋
手づくりの家でシンプルに暮らす人たちの物語。
このムービーはタイニーハウスの技術的なサンプル集ではなく、そこに暮らす人たちの想いにフォーカスして製作しています。出会った人たちは暮らしをより豊かに楽しくするアイデアを持っていて、自分らしくユニークな方法で人生の主人公になっていました。そこにはタイニーハウスという言葉では括れない、多様な生き様がありました。
文化的な広がりをみせる、タイニーハウスって?
タイニーハウスとは「小さな家」の総称で、ツリーハウスやハウスボート、もちろん地面に基礎のあるものやトレーラーの上に載っているものも全て含まれます。2000年にJayShaferがトレーラーの上に自作したタイニーハウスがメディアで注目され、その「量より質」の精神と共にタイニーハウス・ムーブメントとして広がり、自分とモノ・お金・環境とのつながりを見直す人たちのライフスタイルとして定着しつつあります。

 

~該当するSDGs目標~

今回の作品は
8番『働きがいも経済成長も』
11番『住み続けられるまちづくりを』
の2項目の達成目標に関する内容でした。

 

上映作品に関する図書の紹介

今回は『地球にやさしい家に住もう』『からだによい家100の知恵』『人生が変わる家づくり』の3冊をおすすめ図書に選出させていただきました。
SO.ラボでは会員様向けに図書の貸し出しを行っております。
会員登録をご希望の方はスタッフまでお声掛けください。
詳細は下記URLにてご参照ください。
https://solavo.jp/member/

 

上映会・座談会の様子

~議論内容~
今回も3つの問いを基に、ワークシートを活用した座談会を行いました。

Q1この映画で一番印象に残ったシーンは何ですか?
・時間やお金をモノでなく大切な人に使うと語ったシーン
→私たちの普段の生活ではお金を”モノ”として扱うが、タイニーハウスに住む人々はそうでないことに心を動かされた。なにか自分も”モノ”でない、傍にいてくれる人にお金や時間を使いたいなと思った。
・生活に必要のない余計なことを無くしていた主人公の姿が印象に残った
→たくさんの情報に溢れた現代社会では考えられず、新鮮味を感じたから。
・”面白さ”を追求したシーン
→便利さのみを追い続けるのでなく、生活における面白さを追うことで普段の生活がより楽しいものとなると感じた。
・シンプルな日を大切にすると語ったシーン
→簡単で単調な日々にこそ、日常の幸せが隠されており、自分自身も強く意識したいと思った。
・映画全体から
→タイニーハウスのプロモーションビデオのように感じた。正直あまり関心がわかなかった。あくまでも宣伝に過ぎないと考えた。

 

Q2タイニーハウスの住民たちは、厳選されたものだけに囲まれて生活していました。
あなたの家にあるものの中で「これだけは絶対に手放せない」というものはありますか。

・ノート
→毎日使っており愛着があり、手元にないことが想定できないなと思ってしまったから。
・スマートフォン
→21世紀最大の発明であるスマートフォンがなくては生活ができないのではないかと感じた。同時に危機感のようなものを覚えた。
・本
→数々の本を読んできて、紙としてあえて残しているため。
・写真(データでないもの)
→データの写真は保存されるが、昔の写真は消されてしまったりで失われる危機がある。その時の記憶を残すものとして個人的に大切にしたいと思っているから。
・特になし(人間関係)
→特に見当たらなかった。見えないものこそ意義があると考えている。

 

Q3この映画を見て学んだこと・気づいたことはありますか。
・シンプルな暮らしを見て、逆説的に私たちが生きる現代社会の便利さを知った。質素な暮らしもいいなと思った。限界はあるが、少しずつ挑戦してみたい。
・”住まい”とはなにか、設計する立場から学ぶべきだなと感じた。
・断捨離、執着を手放すような日本的・仏教的な考え方に強く共感した。
・日本人はもともとsimple is bestであって、今回のようなタイニーハウスのような暮らしも案外できるのではないかなと思った。
・アメリカ社会は他国を収奪することで、優雅さを維持していると生活の面からも感じた。※ユニラテラリズム アメリカ第一主義
・本映画をガザやイランで上映したらどのような反応があるのか気になった。
・社会変革に伴って、これからはどんどん便利さが重要視されていく社会であると予想できるが、あえてシンプルな暮らしをすることで、日常生活の中で新たな発見や気づきがあるのではないかと思った。
・選択肢が多すぎる生活に対して疑問を抱けるような人になりたいと強く思った。

 

暮らしが益々豊かになり、便利なモノが増える世の中で、シンプルな暮らしを選択する意義をこの映画を通して考えることができました。暮らし方がシンプルだからこそわかることや学べることは多く、現代の我々のように多くのモノに頼る暮らしをしているだけでは本質的な豊かさに気づくことが難しいと思います。これからも社会は大きく変革していくことと思うので、視野を広げておくことが大切だと感じました。

 

次回上映作品情報


次回は『コペンハーゲンに山を』を上映いたします。

~作品概要~
コペンヒル。世界初!スキーが楽しめるゴミ処理発電所へようこそ!
2011年、デンマークの首都コペンハーゲンにある老朽化したゴミ処理施設建て替えのコンペ結果発表会が行われた。白羽の矢が立ったのは、デンマークのスター建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG建築事務所。彼らのアイデアは飛び抜けて奇抜で、巨大なゴミ焼却発電所の屋根にスキー場を併設し、コペンハーゲンに新たなランドマークを作るというものだった。しかし、カメラは完成までの過程で、苦難の連続を追うことになる。ゴミ焼却発電所とスキー場はどう建造物として共存出来るのか?次々と疑問や課題が山積みになっていくが、難題を乗り越え2019年10月、コペンハーゲンにスキーが楽しめる「コペンヒル」が誕生。ゴミで再生可能エネルギーを作る最新鋭のゴミ焼却発電所で、年間3万世帯分の電力と7万2000世帯分の暖房用温水を供給する。誰もが行きたがらないゴミ処理施設が、誰もが行きたがる夢の施設になったのだ。

 

~上映会詳細~
○会場   :SO.ラボ2F
○上映日時 :2026年4月25日(土) 開場16:00/開演16:30
※上映時間 51分
※上映会終了後、座談会も開催しております (参加自由)
○料金   :800円(現金のみ) ※学生以下無料
○ご予約方法:電話、メール、DM、Googleフォームにて受付しております。
GoogleフォームURL:https://forms.gle/u2iAFAc6b9mvmY6u9
当日のお申込みも大歓迎です!
次回の上映もお楽しみに!

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