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【上映会レビュー】『女を修理する男』

こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
SO.ラボでは、毎週土曜日にSDGs、環境、教育、人権、多様性などをテーマにした上映会を行っております。
先週の土曜日に、“SO. ラボ × cinemo(ソラボ デ シネモ)”で恒例の上映会を開催させて頂きました。

 今回の映画は<女を修理する男>


映画「女を修理する男」は、2018年ノーベル平和賞受賞しています。コンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師の命がけの治療を追ったドキュメンタリー。 本作は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映しています。

アフリカ大陸中央部に位置するコンゴ民主共和国の紛争は、周辺国を巻き込みながら15年以上に渡り、第二次大戦後に起きた紛争としては世界最多である540万人以上もの犠牲者を生み出しています。シリアやウクライナ、パレスチナなどの紛争が各種メディアによる報道をしめるなか、コンゴの紛争はこれほどの規模であるにもかかわらずメディアがとりあげることは稀であり、特に日本においては、この紛争の存在すら十分にしられていないのが現状です。

 無秩序がもたらす、民間女性への被害

「女性と少女にとって世界最悪の場所」とも描写されるコンゴ東部の物語は日本人である私たちの日常とは全く違う、まさに現代の戦争のような無秩序世界を映し出していました。
一人の勇気ある男性の行動により、精神的な回復をとげていく女性のエネルギーに感服し、また今日でも被害にあっている方がいると思うと私たちが直接的ではないにしても、
何かできることはないのかと考える良い機会になりました。


本映画はSDGsカテゴリーでは3、4、5、12、16、17の項目が該当する作品です。
この映画を通じて、コンゴの性暴力や紛争などに関する問題の認識を広め、その防止策などについて考えることが大切なことだと思います。
考える人の和が大きくなることで、様々な意見や解決へのアイデアや挑戦、行動が生まれていくのではないでしょうか。


今回も少人数ながら、映画の感想や未来への暮らし方の定義など、楽しく意見交換ができてよかったです。

 タイニーハウスに関係するビブ・ラボおすすめの本たち

ビブ.ラボでも関係書籍を取り扱っております。
是非、お気軽におたちより、図書コーナーでお手にとってご覧ください。

 次回上映情報

ソラボは高崎市でSDGs関係の映画と気軽に触れ合える複合施設です。
次回は、10/3(土)となります
上映情報は1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー。

ご予約方法|電話、メール、DMで受付しております。
もちろん、当日のお申込みも大歓迎です。
是非、次回の上映をお楽しみに!

SO.ラボスタッフ一同

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