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[映画レビュー]SDGs 実践プロジェクト|川口由一の自然農というしあわせwith辻信一 2024.11.9

先日11/9(土)に上映会を開催しましたので、参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!

以下cinemoHPより抜粋

【川口由一の自然農というしあわせwith辻信一】

映画『川口由一の自然農というしあわせwith辻信一』

自然農とは何を意味するのでしょう? それは、こんがらがった糸をほどくように、農耕という営みの大もとへと辿り直すことにちがいありません。農業を超えて、川口由一さんの物語はすべての人に開かれています。それは、人が人として生きる意味を、人がひとつのいのちとして生きる意味を、そして人が個々の自分を生きるということの意味を語ってくれます。今こそ、川口さんの言葉に耳を傾け、その生き方に溢れている美しさや愉しさを見つめてみましょう。そこには、大転換期を幸せに生きるための智恵が詰まっています。

プロデューサー:馬場 直子
撮影:本田 茂
編集:本田 茂
配給:株式会社素敬 ゆっくり小学校
2011年/日本/60分

詳しくはこちら

今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fで映画をご覧いただきました。

〈上映会後の座談会〉 
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。

〈ディスカッションに参加された方々の感想紹介〉
・意見を人に押し付けず争わない点が面白く印象深い。
自分の研究先のアフリカでも自然農が実践されているが、土が肥沃だからできることだとも感じた。

・農業では、周囲に害を拡げない趣旨で農薬使用など一定の規制がある。
それを行わないことで周囲との衝突があったと思うし、自然農ではおそらく収益は出ないので、選択の自由がある国だからこそ実践できている気もする。

・自分がやりたいことと、生活環境のしがらみの葛藤があり、心を壊してしまったのではと考察した。
幸せとは自分で自分のことに責任を持ちコントロールすること。それができると心身とも病みづらくなると思う。

・忙しない現代社会の中でも、幸せや本質などの生き方・視点の話としてどこかで思い出せるとよいと思う。

・川口由一の「わが道」の力強さを見て、自分は確固たる信念に基づいて生きているかを再確認する良い機会となった。
現代人は苦労や幸せを感じてはいても何かふわふわしている一面もあると思う。

・種が芽が出て草が出て、と嬉しそうな顔で話していたのが印象的。
子育てと同じような幸せに感じられて良かった。

・丸一日同じ仕事に時間を費やすのは昔ながらではあるが、数分の情報や趣味で溢れかえる現代で、自分の進む道がわからない状況に陥ることもある。

・一つの内容を徹底することの良し悪しやバランス感覚の大切さなど、農業に限らず様々な物事の考えかたを見直すきっかけとなった時間でした。

次回も皆様のご参加をお待ちしております。

〈関連書籍もございます!〉
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボからも関連書籍をご用意しております。

店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。

SDGsとは

Sustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。

SO.ラボは、「より良い未来の暮らし方」について研究をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。

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