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[映画レビュー]SDGs 実践プロジェクト|ガザ・サーフ・クラブ 2024.10.26

先日10/26(土)に上映会を開催しましたので、参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!

以下cinemoHPより抜粋

【ガザ・サーフ・クラブ】

映画『ガザ・サーフ・クラブ』

イスラエルとエジプトに挟まれたガザ地区は、約200万人の人々が狭い土地に閉じ込められている。経済封鎖が続くガザでは船舶の自由な出入りはなく、入る物資も出ていく物もほとんどない。若い世代は仕事もなく、未来への展望のないまま日々を送っている。2014年のハマスとイスラエル間の紛争は、イスラエル軍の地上侵攻に発展し、多くの人命が奪われ、多くの建物が破壊された。しかし、このような状況下でも、若い世代は自由を求めて海に繰り出し、サーフィンに興じている。厳しい制裁にもかかわらず、多大な努力の末、約40本のサーフボードがガザに持ち込まれ、ガザ市のサーフ・コミュニティはにわかに盛り上がっているのだ。海で感じられる刹那の幸せや自由を求めて集う若者たち。彼らの視線の先には自由な世界が広がっているが、果たしてその扉は開くのだろうか?

監督:フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ
原語:アラビア語 / 英語 / ハワイ語 字幕:日本語
配給:ユナイテッドピープル 字幕:額賀 深雪 字幕監修:岡真理
2016年/ドイツ/87分

詳しくはこちら

今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fで映画をご覧いただきました。

上映会後の座談会 /
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。

ディスカッションに参加された方々の感想紹介 /

・紛争の問題もあるが、それよりガザに住む人々の生活・内面にフォーカスした作品だった。

・全体としてガザの若者の青春という切り口もあり、主人公に感情移入しやすい。

・ガザの海も良い波が来ていた。ハワイの海でのサーフィンと対比されていたが、海の色は違えど同じサーフィンを楽しむことのできる海。何とか彼らが平和な世界で暮らせないだろうかと思いを馳せた。

・ガザのシリーズを3つ通してみることで、解像度が上がっていった。ニュースを見るたびにあの時に出ていたこの人はどうしているだろうと、他人事に思えなくなっていく。

・最後のテロップの一言で、様々な思いを巡らせた。

◆映画の制作年度は異なるものの、ガザをテーマにしたの映画を見ると、様々な角度から切り取った日常を体感できます。ガザのために祈りたいと思うドキュメンタリーです。皆様も機会がありましたらぜひご覧ください。

次回も皆様のご参加をお待ちしております。

 

関連書籍もございます!/
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボからも関連書籍をご用意しております。

店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。

SDGsとは

Sustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。

SO.ラボは、「より良い未来の暮らし方」について研究をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。

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