こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
私たち「SO.ラボ SDGs 実践プロジェクト」ではSDGsの17個の目標の中から月ごとにテーマを選択し、そのテーマに関連する映画や企画を通じ、気づき、学びを社会へ実践し自分事として深めていくプロジェクトを実施しております。
先日5/11(土)に恒例の上映会を開催しましたので、上映会の様子や参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!
《5月のテーマ:11.産業と技術革新の基盤を作ろう》
5月のテーマに深掘りと実践を行い、2024/5/11 (土)は「おだやかな革命」を上映いたしました。
以下cinemoHPより抜粋
【おだやかな革命】
-原発被害の残る福島県飯館村で畜産農家がこれからの世代へ未来をつなごうと立ち上げた電力会社
-地域唯一の小学校を守ろうと、岐阜県にある100世帯の集落“石徹白”で立ち上がった小水力電力事業
今、子供達に幸せな未来を残すため、自然と向き合い、人と向き合い、地域と向き合いながら、暮らしの選択を続ける人たちがいます。大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、「あたり前」にあったはずの、本当の豊かさを取り戻していく…そんな彼らの、穏やかな、そして力強い挑戦の姿を描きます。
監督は、前作「よみがえりのレシピ」で、在来種のタネをめぐる物語を描いた渡辺智史監督。2014年より本作の取材を始め、全国の自然エネルギーによるまちづくりの取組みを追ってきました。
映画に登場するのは、福島県・秋田県・岡山県、そして、岐阜県で「エネルギー自治」に取り組む人々です。原発事故をきっかけに感じた不安や怒りや恐怖や、疑問。それを誰かのせいにするのではなく、自分たちの手で未来を変えようと動き続ける人たちの姿からは、未来を豊かにする「暮らしの選択」のヒントが見えてくるはずです。
これまでの、成長・拡大を求める経済のあり方とは違う、それぞれの地域の「幸せな経済」が全国で生まれつつある現在。『おだやかな革命』は、原発被害の残る福島県飯館村や、今では移住者の絶えない石徹白、西粟倉の取り組みなど、エネルギー自治の出発点から現在地までを見つめた、未来に向かうおだやかな革命の物語です。
Data
製作年:2017 年
制作・配給:いでは堂
時間:100分
今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fでハーマンミラーの椅子に座りながら、ゆったりした空間で映画をご覧いただきました。
上映会後のディスカッション /
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。
ディスカッションに参加された方々の感想紹介 /
・7年前の作品ということで当時と今を比較して見ると、今の課題がより見えてくる。
・地産地消エネルギーが推進され、また新たなシステムを作り始めている。当時と今の課題から、また新しい知見が生まれる。
・地域を巻き込み、自分事としてとらえ参加してる地域の方が素晴らしい。今でも参考になる様々な事例があって、高崎市にも通じるところが多かった。
◆印象的だったのは、地域通貨と自然資源の循環を上手く活用している例がありました。各地域の方の生の声が聞ける素晴らしい構成でした。機会がありましたら皆様もご覧ください!
関連書籍もございます!/
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボからも関連書籍をご用意しております。
店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。
SDGsとは
Sustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。
SO.ラボは、「より良い未来の暮らし方」について研究をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。