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[映画レビュー]SDGs 実践プロジェクト|ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~ 2024.4.13

こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。

私たち「SO.ラボ SDGs 実践プロジェクト」ではSDGsの17個の目標の中から月ごとにテーマを選択し、そのテーマに関連する映画や企画を通じ、気づき、学びを社会へ実践し自分事として深めていくプロジェクトを実施しております。

先日4/13(土)に恒例の上映会を開催しましたので、上映会の様子や参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!

《4月のテーマ:10.人や国の不平等をなくそう
4月はSDGsの目標「10. 人や国の不平等をなくそう」をテーマに深掘りと実践を行い、2024/4 /13 (土)は「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」を上映いたしました。

以下cinemoHPより抜粋

【ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~
この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。本作は、服を巡る知られざるストーリーに光を当て、「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」という問題を提起する、ファッション業界の闇に焦点を当てたこれまでになかったドキュメンタリー映画だ。

この映画は、きらびやかなランウェイから鬱々としたスラムまで、世界中で撮影されたもので、ステラ・マッカートニー、リヴィア・ファースなどファッション界でもっとも影響のある人々や、環境活動家として世界的に著名なヴァンダナ・シヴァへのインタビューが含まれている。またまたフェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」代表サフィア・ミニーの活動にも光を当てている。私たちは行き過ぎた物質主義の引き起こした問題に対して、まず身近な衣服から変革を起こせるのかもしれない。

Data
原題:ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~
製作年:2015 年
配給:ユナイテッドピープル
時間:93分

詳しくはこちら

今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fでハーマンミラーの椅子に座りながら、ゆったりした空間で映画をご覧いただきました。

\ 上映会後のディスカッション /
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。

\ ディスカッションに参加された方々の感想紹介 /
・イメージに流されず、自分の価値観で本当に何がほしいのかを意識して確認していきたい。
・買う側の責任も感じた。
・経済行動学を知ると、自分が何かを購入の際の意思決定が、流されにくくなると思った。
・服に限らず、食品や色々な業界が考えて行くべき課題だと思った。
・昔家庭でやっていたことが、今は外で買えたりして一度便利になると、また戻すために意識を変えるのは大変なこと。自分はどう生きたいか立ち止まって考えてみたい。
・最近、機能的でリーズナブルな服も販売されているが、映画ができた頃とはビジネスモデルも大幅に変わり、ただ売るだけではなくなった。昔の映画を見ると振り返りになる。
・上映会後に他の人とディスカッションすることで、自分にはなかった目線の意見がインプットされ、知識や価値観のアップデートに繋がりました。

\ 関連書籍もございます!/
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボからも関連書籍をご用意しております。

店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。

SO. ラボ × シネマSDGs実践プロジェクトでSDGsを自分ごとに

SO. ラボ × シネマSDGs実践プロジェクトはSDGsに関係するテーマの作品を上映しています。
SDGsとはSustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。
SO.ラボでは2030年に向けて群馬県高崎市のまちなかで、「よりよい未来の暮らし方」についてさまざまな草の根的な活動をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。

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