こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
私たち「SO.ラボ SDGs 実践プロジェクト」ではSDGsの17個の目標の中から月ごとにテーマを選択し、そのテーマに関連する映画や企画を通じ、気づき、学びを社会へ実践し自分事として深めていくプロジェクトを実施しております。
先日3/9(土)に恒例の上映会を開催しましたので、上映会の様子や参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!
《3月のテーマ:4.質の高い教育をみんなに》
3月はSDGsの目標「4.質の高い教育をみんなに」をテーマに深掘りと実践を行い、2024/3/9(土)は「“敵”の子どもたち」を上映いたしました。
以下cinemoHPより抜粋
【“敵”の子どもたち】
世界を恐怖に陥れたISIS(イスラム国)は、とあるスウェーデンの家族を引き裂いていた。ミュージシャンのパトリシオ・ガルヴェスの娘、アマンダは元妻と共にイスラム教徒に改宗。スウェーデンで最も悪名高いISISメンバーと結婚し、2014年にシリアに密航してしまう。帰国の説得は上手くいかなかった。そして2019年、ISIS掃討作戦で夫婦共に殺され、1歳から8歳の7人の幼い子どもたちが遺された。「娘は救えなかったが、孫は救いたい」。決意を固めたパトリシオは、たった一人で危険を顧みずに孫の救出に乗り出していく。孫がシリア北東部のアルホル難民キャンプにいることを知り彼は、スーツケースにおもちゃや靴を詰め込みシリアとの国境近くのイラクの都市へと向かう。SNSでは「敵の子どもたちを連れて帰るな」など大量の批判があった。危険で衛生環境も悪い難民キャンプから、孫を救い出すために自らシリア入りすることにしたパトリシオ。果たして無事に孫を救い出すことは出来るのだろうか?
Data
原題:“敵”の子どもたち
製作年:2021年
配給:ユナイテッドピープル
時間:97分
今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fでハーマンミラーの椅子に座りながら、ゆったりした空間で映画をご覧いただきました。
\ 上映会後のディスカッション /
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。
\ ディスカッションに参加された方々の感想紹介 /
・自分の好きなことを捨ててまで、ISISに参加しシリアに渡るほどの魅力を感じたのはなぜなのかをもっと知りたかった。
・宗教は、案外学が高い人がはまりがちな気がした。
・日本人は、YES,NOをはっきりせず曖昧にすることが多く、何を考えているか分からないから争わないのでは。
・スウェーデンの事務局の対応を見ていても、中東の問題については絡みたくない、勝手にしてくれという気持ちがにじみ出ているような気がした。
・信仰や宗教は自由だと思うが、子どもに押し付けるのは違うように感じた。
上映会後に他の人とディスカッションすることで、自分にはなかった目線の意見がインプットされ、知識や価値観のアップデートに繋がりました。
\ 関連書籍もございます!/
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボから関連書籍をご用意しました。
店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。
SO. ラボ × シネマSDGs実践プロジェクトでSDGsを自分ごとに
SO. ラボ × シネマSDGs実践プロジェクトはSDGsに関係するテーマの作品を上映しています。
SDGsとはSustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。
SO.ラボでは2030年に向けて群馬県高崎市のまちなかで、「よりよい未来の暮らし方」についてさまざまな草の根的な活動をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。