こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
SO.ラボ(ソラボ)では、毎週土曜日にSDGs、環境、教育、人権、多様性などをテーマにした上映会を行っております。
先週の土曜日に、“SO. ラボ × cinemo(ソラボ デ シネモ)”で恒例の上映会を開催させて頂きました。
2018年ノーベル平和賞 「ナディアの誓い-On Her Shoulders」
ナディア・ムラドは2018年のノーベル平和賞受賞者です。また、彼女は当事者として国連初の人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使です。 彼女はまた、スペイン国連協会からクリントン・グローバル・シチズン賞、平和賞を受賞し、グラマー・マガジンでは2016年の女性賞を受賞しました。 ナディアは2015年以来、国際刑事裁判所に人種差別罪と人道に対する罪を訴え、ISを国際刑事裁判所に提訴するよう取り組んでいます。
人権弁護士として活躍するジョージ・クルーニーの妻でもあるアマル・クルーニー氏。国連に出席、紛争地域での性暴力の撲滅を各国指導者に訴え、ナディアと協力しています。
国連の親善大使に就任し、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開催された「難民・移民に関する国連サミット」でスピーチするナディア・ムラド氏
ナディア氏の言葉のバトンは、私たちすべてに差し出されています。彼女の言葉には重みがあり、人を動かす力を感じます。
上映会の後は意見交換をして理解を深めました
毎週SDGsに関する映画を開催していますが、今回は「5|ジェンダー平等を実現しよう」「16|平和と公正をすべての人に」の目標に関する内容でした。
性奴隷や人身売買は性欲からの問題ではなく、ある部族を絶やすための戦争や紛争の戦略の一つとして存在してることに気付かされました。
意見交換でのコメントを以下に記載致します。
「日本ではあまり報道されていないため、この映画を通じて初めて問題意識を持てた」
「正義のあり方を考えされられた」
「問題が大きすぎて知ることしかできない」
「そもそも問題の根源は何なんだろ」
「このような映画を通じて答えはわからないが考え続けることが大切なのでは」
「宗教問題など、もっと人に寛容になれれば変わってくるのでは」
「心が動かされた」
このように、それぞれが自分の頭で考え、問題について知ることが映画を通じてSDGsを考えるソラボデシネモの目的だと思っております。
SO. ラボ × cinemo(ソラボ デ シネモ)でSDGsを自分ごとに
SO. ラボ × cinemo(ソラボ デ シネモ)は毎週SDGsに関係するテーマの作品を上映しています。
SDGsとはSustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。
SO.ラボでは2030年に向けて群馬県高崎市のまちなかで、「よりよい未来の暮らし方」についてさまざまな草の根的な活動をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。
次回上映情報
次回は、10/24(土)ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~を上映致します。
同性婚をめぐる歴史的な裁判その感動的な舞台裏を追う
同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。クリス&サンディとポール&ジェフ。アメリカ合衆国最高裁判所で婚姻の平等が初めて争われるこの訴訟のもと、かつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった2人の弁護士、テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスも手を取り合う。愛とは、家族とは、人権とは……。彼らのかつてない闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリー。
ご予約方法|電話、メール、DMで受付しております。
Mail info@solavo.jp
もちろん、当日のお申込みも大歓迎です。
是非、次回の上映をお楽しみに!
SO.ラボスタッフ一同