BLOG /

BLOG

【上映会レビュー】SDGs実践プロジェクト『アイアム・アコメディアン』2026.9.5

こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
現在SO.ラボでは、毎月第1土曜日にSDGs実践プロジェクトの一環として、環境・教育・人権・多様性などをテーマにした上映会を行っております。
9月5日(土)に上映会を開催しましたので、上映作品の概要と参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!

尚、9月より上映時間が変更になりました。

 

 

今回の上映作品『アイアム・ア・コメディアン』


原題  :アイアム・ア・コメディアン
製作年 :2022年
製作国 :日本・韓国
時間  :108分
監督  :日向史有

 

~作品概要~※以下cinemoHPより抜粋
嫌われ芸人、炎上芸人・・・。政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、ついにはテレビから消えたお笑いコンビ“ウーマンラッシュアワー”村本大輔。テレビに居場所を失った彼は劇場、ライブに活路を見出し、自分の笑い”スタンダップコメディ”を追求する。本場アメリカへの武者修行、韓国での出会い、パンデミックの苦悩、知られざる家族との関係。世間から忘れ去られた芸人の真実に『東京クルド』の新鋭ドキュメンタリスト日向史有が迫った3年間の記録。

 

~該当するSDGs目標~

今回の作品は
4番『質の高い教育をみんなに』
10番『人や国の不平等をなくそう』
16番『平和と公正をすべての人に』
17番『パートナーシップで目標を達成しよう』
の5項目に関する内容が含まれています。

 

上映作品に関する図書の紹介

今回の上映作品と併せて読みたいおすすめの本を2冊紹介させていただきます。
『みえなくなったちょうこくか』は、病気で意図せず視力を失った彫刻家をモデルに、自己の在り方について考えるキッカケをくれる一冊です。
『チーズはどこへ消えた?』は、様々な状況変化に登場人物たちがそれぞれの視点をもって対応していく様子が描かれている、いわば状況判断の参考書のような一冊です。

SO.ラボでは会員様向けに図書の貸し出しを行っております。
会員登録をご希望の方はスタッフまでお声掛けください。
詳細は下記URLにてご参照ください。
https://solavo.jp/member/

 

 

上映会・座談会の様子


~議論内容~
今回は、3つの問いを基に意見交換を行いました。

Q1この映画で一番印象に残ったシーンはなんですか?
また、なぜ印象に残りましたか?

・村本のお母さんの”根拠が無くても(村本自身が)できると信じている”と話したシーン
→自分自身ができると信じている限り、どこまででも可能性が広がると思った。
自分で自分を信じない限り、新しいものは生み出せないと思った。
・父親との会話のシーン
→正面からぶつかり合う不器用な会話の中で、言葉にはしなくてもお互いを大切に思っていることが伝わってきた。
・沖縄の若者の「無視しないでくれてありがたい」という言葉
→常に問題視して、目を向け考え続けるとこが大切であると感じた。
・アメリカへチャレンジする姿
→お金が無くなるまで挑戦するという前向きな姿勢に勇気づけられた。
・様々なことにチャレンジする主人公の姿
→子を持つ親である自分だったらと考えると、自分の子どもが何度でもチャレンジできる土壌を作りたいと思った。
・エンドロールのピアノがよかった。
・冒頭の「I AM MEDIA」
→重層的な意味のある題名であると感じた。
・主人公がコメディアンとして成功できるかはわからないが、人生において得るものは大きいと思った。
・批判からスタートすると先が細くなってしまう。ビジネス的に見てもどん詰まると感じた。
→”批判”という言葉(漢字)の意味→”手でわって比べ、判る”とも考えられる。批判が全てネガティブな意味ではないとも捉えられる。

 

Q2主人公は、自分の考えや経験を「笑い」という形で表現しています。
あなたならどのようなモノ・コトを用いて自分らしく表現したいですか?

・今回の作品を通して、自分が世の中に向けて訴えたいことは意外と少ないように感じた。
本当に伝えたいことが溢れたときに、自分でかいて、演じたいと思っている。
・ファッション
・絵
・分筆
・趣味や嗜好、思考
・日常的にアウトプットする(自己表現)をする機会がほとんどないので、探したい。
・何かに対する批判ではなく、新たに物事を生み出せるようなポジティブなアイデア出しがしたい。
批判ベースだと、共感に結び付きにくく、求められていない場合が多いように感じる。
・自分が他者から求められているものは何なのか、自分の能力と求められているものとのマッチングがうまくできるといいと感じた。
・批判は一目見てワクワクしない、共感できるメッセージを発信していきたい。

 

Q3この映画を見て学んだこと・気づいたことはありますか?
それはどのような学び・気づきですか?

・コロナ禍で何もできないときに、自分でできることを貪欲に探して発信していく主人公の姿が参考になった。何事も自分次第だなと思った。
・マイク一つで大きな劇場に立ち、大勢と向き合って場を回す力がある主人公の姿に感動した。
・「自分がやりたい、こうでありたい」という気持ちはあるようでないなと思った。
会社ならビジョンや目標をたてないとダメと言われるが、目の前のオーダーに対して最大限応えることの連続で良いと感じる。
・「人生は運と縁とセンス」であると改めて感じた。
・他者と比べるとキリがない。自分は自分であり、自分の在り方を揺るがせない強い心を持つことが大切だと感じた。
・自分と真摯に向き合い、見つめなおす機会をもち、自分の能力の方向性を探っていきたいと思った。

 

今回の上映会・座談会を通して、自己表現や自己肯定感について改めて考えることができました。
まずは自分自身を肯定する力・信じる力がないと、何かにチャレンジする機会もなく、厚みのない人間になってしまうと思います。
自己表現だけをして生きていく人は社会において少数派であると思いますが、仕事においても、他者との関わりにおいても、確固たる自分を持ち合わせておくことは大切であると感じました。

 

 

次回上映作品情報

次回は『みんなのふね』を上映いたします。

 

~作品概要~
石おのと巨木が、教えてくれたこと…
「みんなが笑顔で乗れる舟を作ろう」石おのを手にする男、縄文大工・雨宮国広は言った。
丸木舟を作る為に頂く命は樹齢250年の杉。
モノが溢れる時代に、敢えて原始に還り行動する意味とは。
​そこまでして頂く命に向き合う心とは。
祖先が辿ったであろう世界を現代に蘇らせることで、初めて感じることができる、人類が忘れてしまった「何か」。
そんな「Jomonさんがやってきた!プロジェクト」を2年以上に渡り追いかけるドキュメント映画。

 

~上映会詳細~
○会場   :SO.ラボ2F
○上映日時 :2026年10月3日(土) 開場14:00/開演14:30
※上映時間 92分
※上映会終了後、座談会の開催を予定しております (参加自由)
○料金   :800円
※お支払いは現金払いのみ
※学生証提示で観賞無料
○ご予約方法:Googleフォームにて受付しております。
GoogleフォームURL:https://forms.gle/gF2RwJVWu2P6JdYx7
次回の上映もお楽しみに!

COPYRIGHT © KURASHI MACHI FOUNDATION OF TAKASAKI ALL RIGHTS RESERVED.