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【上映会レビュー】SDGs実践プロジェクト『パレスチナのピアニスト』2026.6.13

こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
現在SO.ラボでは、隔週の土曜日にSDGs実践プロジェクトの一環として、環境・教育・人権・多様性などをテーマにした上映会を行っております。
6月13日(土)に上映会を開催しましたので、上映作品の概要と参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!

 

今回の上映作品『パレスチナのピアニスト』


原題  :The Pianist from Ramallah
製作年 :2020年
製作国 :イスラエル
時間  :61分
監督  :アヴィダ・リヴニー

 

~作品概要~※以下cinemoHPより抜粋
父はパレスチナ人、母はロシア人、ピアノの先生はユダヤ系イスラエル人。
将来はプロのピアニストとなることを夢見ているモハメド・“ミシャ”・アーシェイクは才能ある10代のピアニストで、ピアノを始めてわずか3年後の13歳で国際ピアノコンクールにて優勝を果たしている。それも一日3、4時間という限られた練習時間で。練習時間が少ないのは、彼が住んでいる場所が特殊な場所だからだ。ミシャの父はパレスチナ人、母はロシア人で、イスラエルと紛争を抱えているパレスチナ自治区のラマッラに住んでいる。ピアノの先生は、ロシア出身のユダヤ系イスラエル人で、ピアノのレッスンを受けるため、通常車で1時間のところ、イスラエルが設けた検問所を通過しなければならないため3時間かけてエルサレムに通っている。映画はミシャの13歳から17歳の4年間を追う。
エルサレムに通えない時もある。イスラエル・パレスチナ間の情勢が不安定になると、検問所が閉じられしまうのだ。そんな時はオンラインレッスンとなる。決して恵まれた環境でない場所に暮らしながら、ミシャはパレスチナ、イスラエル、そしてロシアを行き来しながら次第に才能を開花していき、国際的にプロのピアニストとして活躍する夢を固めていく。しかし、研鑽を積むため、ヨーロッパ留学が決まった矢先に新型コロナウイルスの世界的流行により、新たな国境の壁が彼の行く手を阻んでしまう。将来は医師になれという父からのプレッシャー、自由に行き来できない国境、そして突然やって来たコロナ禍という障害が加わるも、ミシャはピアニストになって幸せな人生を生きる夢を叶えるために挑戦を重ねていく。

 

~該当するSDGs目標~

今回の作品は
4番『質の高い教育をみんなに』
16番『平和と公正をすべての人に』
の2項目に関する内容が含まれておりました。

 

上映作品に関する図書の紹介

今回は『怖すぎる未来年表』『サラとソロモン』『出る杭は伸ばせ!』の3冊をおすすめ図書に選出させていただきました。
SO.ラボでは会員様向けに図書の貸し出しを行っております。
会員登録をご希望の方はスタッフまでお声掛けください。
詳細は下記URLにてご参照ください。
https://solavo.jp/member/

 

上映会・座談会の様子


~議論内容~
今回は、3つの問いを基に意見交換を行いました。

Q1この映画で一番印象に残ったシーンはなんですか?また、なぜ印象に残りましたか?
・ミシャが成長するにつれて、自分の意思を周囲に伝えるようになったシーン
→ 親や先生の期待だけではなく、自分自身の将来について考え、主体的に行動する姿に成長を感じた。
・ミシャがパレスチナ人としてのアイデンティティと向き合うシーン
→ 日本ではあまり意識することのない国籍や民族の問題が身近なものとして描かれており、強く印象に残った。
・ミシャとユダヤ系イスラエル人の先生が音楽を通して信頼関係を築いているシーン
→ 政治的な対立を超えて、人と人がつながることのできる音楽の力を感じた。
・ミシャが純粋に「プロのピアニストになりたい」という夢を語るシーン
→ 生まれ育った環境に関係なく、夢に向かって努力する姿勢に心を打たれた。

 

Q2 ミシャにとって音楽は人と人を繋ぐ手段でしたが、あなたにとって人と繋がるきっかけになるものは何ですか?
・コミュニケーション(会話)
→ 相手の考えや価値観を知ることで共通点を見つけ、人間関係を築くことができる。
・自己開示
→ 自分の考えや経験を伝えることで相手との距離が縮まり、信頼関係が生まれる。
・趣味や共通の目標
→ 同じ興味や夢を持つ人とは自然に会話が生まれ、つながりやすいと感じる。
・ボランティア活動や助け合いの場
→ 年齢や立場を超えて協力し合う中で、新しい出会いやつながりが生まれると感じる。

 

Q3 この映画を見て学んだこと・気づいたことはありますか?それはどのような学び・気づきですか?
・自分の気持ちや考えを言葉で伝えることの大切さを学んだ。
・夢を実現するためには才能だけでなく、日々の努力を積み重ねることが必要だと感じた。
・子どもの夢と親の期待には違いが生まれることがあり、お互いに対話を重ねることが大切だと気づいた。
・国籍や立場が異なっていても、音楽のような共通のものを通じて人はつながることができると学んだ。

 

『パレスチナのピアニスト』は、ミシャの成長を通して夢を追い続けることの大切さを教えてくれる映画でした。また、パレスチナ人のミシャとユダヤ系イスラエル人の先生が音楽でつながる姿から、立場や違いを超えて人と人が理解し合える可能性を感じました。自分の意思を持ち、それを周囲に伝えながら努力を積み重ねることの重要性を学ぶことができました。

 

次回上映作品情報


次回は『ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~』を上映いたします。

 

~作品概要~
現在、世界で1億人以上の人々が国内外に避難し、難民状態にある。そして、その内の約4割が18歳未満の子どもである。戦争により子どもたちは住み慣れた家や大切な人、教育を受ける権利をも奪われ、貴重な子ども時代を失っている。そうした子どもたちの悲しみや願いを伝えるため、2021年、身長約3.5メートルの人形アマルの旅プロジェクトThe Walkが始まる。アマルはアラビア語で「希望」を意味し、9歳のシリア難民の少女をかたどっている。本作はアマルがシリア国境からヨーロッパを横断する旅路を追いながら、アマルの眼差しから世界の実情を伝え、アマルとともに難民の人たちの声を聴いていく。

 

~上映会詳細~
○会場   :SO.ラボ2F
○上映日時 :2026年6月27日(土) 開場16:00/開演16:30
※上映時間 80分
※上映会終了後、座談会・簡易的なワークショップを開催しております (参加自由)
○料金   :800円(現金のみ) ※学生証の提示で無料
○ご予約方法:電話、メール、DM、Googleフォームにて受付しております。
GoogleフォームURL:https://forms.gle/u2iAFAc6b9mvmY6u9
当日のお申込みも大歓迎です!
次回の上映もお楽しみに!

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