先日、4/26(土)に上映会を開催しましたので、参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!
以下cinemoHPより抜粋
【レフュジー 家族の絆】
2011年から続くシリア紛争は数百万人もの難民を生み出していた。2015年、紛争が悪化するなか、シリアで暮らすアラリ一家はヨーロッパへの亡命を計画していた。まず、母のラフアーがシリアを脱出し、あとから父ナゼムと二人の息子をドイツに呼び寄せる計画だった。母は無事ドイツに到着。しかし、父子がギリシャに到着した頃には国境は封鎖されていた。身動きが取れなくなった一家は果たしてドイツで到着を待つ母と再会できるのだろうか?『レフュジー 家族の絆』は、子どもたちの未来のために安住の地を求めて旅したあるシリア難民家族に密着したドキュメンタリー映画である。
原題:Refugee
製作年:2018
製作国:イギリス
時間:87分
監督:アレクサンダー・J・ファレル
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今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fで映画をご覧いただきました。
〈上映会後の座談会〉
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。
〈ディスカッションに参加された方々の感想紹介〉
・メディアリテラシーを身につけ、当事者意識を待つことが重要
・移民・難民によってそれまでのコミュニティが崩壊しかけている
・大多数に馴染むのが日本人だが、世界では例が少ないので少しずつ変えていく必要性があるのではないか
これまでの上映会とはジャンルが変わり、かなりマクロな視点で我々の生活を見直すことができた。
移民問題・難民問題は日本が抱える大きな問題ではないが、国際化が進んだ現代では当事者意識を強く持つことが重要であると共有した。
“人権は普遍的なものである“といったことを確認したことを忘れず、自分たいの生活を振り返っていきたい。
次回も皆様のご参加をお待ちしております!
〈関連書籍もございます!〉
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボからも関連書籍をご用意しております。
店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。
SDGsとは
Sustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。
SO.ラボは、「より良い未来の暮らし方」について研究をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。