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BLOG SO.ラボお知らせ上映会

[映画レビュー]SDGs 実践プロジェクト|ビューティフル アイランズ 2025.3.8

3/8(土)に上映会を開催しましたので、参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!

以下cinemoHPより抜粋

【ビューティフル アイランズ】

映画『ビューティフル アイランズ』

南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、アラスカのシシマレフ島。
主人公は、気候も文化も異なる島で、それぞれ故郷を愛して生きる人々の“普通の暮らし”だ。絆を育む祭りや、代々受け継がれてきた伝統工芸、食文化、水辺のゆったりとした生活。そのどれもが、今、気候変動によって失われる危機にある。

ナレーションやBGMをあえて入れない構成を選んだのは、彼らのありのままの暮らしのずばらしさを見てもらうため。
波や風の音に耳を澄ませ、子供たちの輝く笑顔とともに、近い未来に消えてしまうかもしれない文化を味わう。気候変動がさらに深刻化になったとき、私たちはそれを失うかもしれない――
私たちにできる第一歩はまずは知ることだ。

製作年:2009年
製作国:日本
制作:ホライズン・フィーチャーズ
配給:ゴーシネマ
時間:106分
監督:海南友子

詳しくはこちら

今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fで映画をご覧いただきました。

〈上映会後の座談会〉 
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。

〈ディスカッションに参加された方々の感想紹介〉
・海面上昇に対して長期的な視点を持つ必要性がある
・世界規模の視点から、経済を止めるまでのことをするべきなのか
・「お金」を使うところを再度考える必要があるのではないか
・1を100にする開発より0を1にする開発を行うべき
・「概念だけでの実行」が多くなってしまっていないか
・明確に意見を言う人が求められる
・時には経営的戦略からの視点が必要
・大船渡やアメリカ西海岸の山火事にも同じことが言える
・食糧危機等、柔軟に対応できる解決力が求められる

地球温暖化における海面上昇に対して問題意識を持ちつつも、歴史的観点や経済的観点からは一部に過ぎないと言った意見が目立った。
最先端の開発にお金を費やし、目立ちたいと言った考えはわかるものの、私たちはもっと深刻な社会課題を解決しなければならない。
一概に地球温暖化問題だけを強くフォーカスするのは違うのではないかとの考えも出た。

〈関連書籍もございます!〉
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボからも関連書籍をご用意しております。

店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。

SDGsとは

Sustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。

SO.ラボは、「より良い未来の暮らし方」について研究をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。

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