こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
私たち「SO.ラボ SDGs 実践プロジェクト」ではSDGsの17個の目標の中から月ごとにテーマを選択し、そのテーマに関連する映画や企画を通じ、気づき、学びを社会へ実践し自分事として深めていくプロジェクトを実施しております。
先日1/27(土)に恒例の上映会を開催しましたので、上映会の様子や参加者のみなさまの感想を報告させていただきます!
《1月のテーマ:5.ジェンダー平等を実現しよう》
1月はSDGsの目標「5.ジェンダー平等を実現しよう」をテーマに深掘りと実践を行い、2024/1/27(土)は「ナディアの誓い」を上映いたしました。
以下cinemoHPより抜粋
【ナディアの誓い】
ノーベル平和賞2018の受賞者で23歳のナディア・ムラドは2014年8月までイラク北部の小さく静かな村、コチョ村で母と兄弟姉妹達と幸せに暮らしていた。しかし、ISIS(イスラム国)がやって来て、少数民族ヤジディ教徒の虐殺が始まる。殺されるだけではない。捕まった少女や女性は戦利品として売買や交換の対象となった。ナディア達も捕らえられ、母親と6人の兄弟は殺されてしまう。彼女は性奴隷として3ヶ月扱われた末、脱出に成功し、ドイツに逃れる。そしてナディアは2015年12月の国際連合安全保障理事会で、ISISの虐殺や性暴力についての証言を行い、ヤジディ教徒の希望の存在となる。
少し前までは、どこにでもいるような普通の女の子だったナディアの夢は、自分の村で美容室を開くことだった。普通の生活に戻る日を待ち望みながらも、故郷を奪い、家族も殺したISISの虐殺を止め、まだ捕らえられている同胞や、世界中の性暴力被害者のため、彼女は表舞台に立ち続けることを決意する。そして彼女は痛ましい体験を、苦しみながらも繰り返しジャーナリスト、政治家、そして外交官に訴え続けた。カメラは冷静に数々の困難に辛抱強く立ち向かっていくナディアに密着し、ギリシャの難民キャンプや国連本部でのスピーチまでを追っていく。そして、彼女の揺るぎない決意を浮き彫りにしていく。
Data
原題:ナディアの誓い
製作年:2018年
配給:ユナイテッドピープル
時間:95分
今回も、複合スペースSO.ラボ(ソラボ)の2Fでハーマンミラーの椅子に座りながら、ゆったりした空間で映画をご覧いただきました。
\ 上映会後のディスカッション /
上映会終了後はアウトプットの場としてディスカッションをしています。前半は映画の内容についての感想や感じたことを中心に話し、後半は問題解決に向けての事例紹介や実践に向けての考え方やアイデアなどのフリートークを行います。補完資料としてSO.ラボ(ソラボ)側の資料も一緒にご覧いただきなら、幅広い感想を話し合いました。
\ ディスカッションに参加された方々の感想紹介 /
・何があったか、辛い経験を聞かれるよりも、これからどうするのかを聞いて欲しいのではないか
・本来普通の女の子になりたかったはずのナディアが、使命感で活動を続ける姿勢に感動した
・見えない裏で相当動き、大きなところで味方をつけている
・戦っているところを見せることで、身内を勇気づけられているのではないか
・実際ゼロにはならない事象であり、できる限りの活動の手助けを続けなければならない
・解決したいことを伝えたいのであれば、犯罪者側のインタビューや背景を書くべきである
・日本人特有の陰徳の精神は、日本が上手く回っている理由だと思う
上映会後に他の人とディスカッションすることで、自分にはなかった目線の意見がインプットされ、知識や価値観のアップデートに繋がりました。
\ 関連書籍もございます!/
上映会に合わせて、SO.ラボの暮らしの図書館ビブ.ラボから関連書籍をご用意しました。
店内観覧自由、そしてSO.ラボ会員の方はお貸し出しもしております。
上映会関連書籍はこちらからお探し頂けます。
SO. ラボ × シネマSDGs実践プロジェクトでSDGsを自分ごとに
SO. ラボ × シネマSDGs実践プロジェクトはSDGsに関係するテーマの作品を上映しています。
SDGsとはSustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。
SO.ラボでは2030年に向けて群馬県高崎市のまちなかで、「よりよい未来の暮らし方」についてさまざまな草の根的な活動をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。