こんにちは!SO.ラボ(ソラボ)です。
SO.ラボ(ソラボ)では、毎週土曜日にSDGs、環境、教育、人権、多様性などをテーマにした上映会を行っております。
先週の土曜日に、“SO. ラボ × cinemo(ソラボ デ シネモ)”で恒例の上映会を開催させて頂きました。
2021/5/8(土)は「できる-セ・ポシブル」を上映いたしました。
今回の映画は『できる-セ・ポシブル』
若いフランス人カップルが日本で見つけた持続可能な暮らしの未来像
フランス人カップルが日本で見つけた持続可能な社会像とは?
甚大な被害をもたらした2011年3月11日の東日本大震災。
これまでのライフスタイルを見直し、よりエコロジカルで持続可能な暮らし方に移行した日本人は少なくない。
これらの変化に熱視線を注ぎ、日本中を旅した30代の若いフランス人カップルがいる。
日本とエコロジーが大好きなマチルダとジョナサンだ。将来、持続可能な生活をすることを心に決めている彼らは、エコロジカルな暮らしの実践者たちに会うため、8ヶ月もの間、ボランティアしながら日本を縦断することを決意する。
未来の世代のために私たちが進むべき道とは?
3500kmのヒッチハイクを含む5000kmで訪れた場所の数は15ヶ所。
訪問先は、屋久島で自然と調和したライフスタイルを実践しているエコビレッジ・アペルイ、
神奈川で地域通貨や自然エネルギーに取り組むトランジション藤野、
東京のど真ん中でパーマカルチャーに挑戦している東京アーバンパーマカルチャー、
徳島県上勝町でごみのない社会への転換に取り組むゼロ・ウェイストアカデミーなど。
2人は、各地を巡り、持続可能な未来のためのヒントを発見していく。
合言葉は「できる」フランス語だと「セ・ポシブル」
さあ、マチルダとジョナサンと旅に出よう。
上映会後もディスカッションをして、内容を深めました
●ヒッチハイクで日本中を訪問して、環境やごみ問題では「地球にやさしいこととは?」働き方では「フランスと日本の価値観の違い」など。
特に印象に残ったことは「フランスでは、生きるために仕事をして、日本では、仕事のために生きている」正解はないとしても、今後の生き方について考えるきっかけとなった。
●SO.ラボのスタッフの中には、「徳島県・上勝町」に視察に実際に行っていて、
ゼロ・ウェイスト運動の取組みについても聞くことができました。
細かいごみの分別やリサイクル、くるくるショップの活動など、勉強していることが循環しているというお話しも聞けました。
●今回の映画は、知らなかったワードが多く紹介されていて、とても勉強になった。
「ウーフ」「パーマカルチャー」など。
次世代がどう思うか?何もない時代からの豊かさが今はあるが、何もない方に憧れもあったりする。
逆に、何もない生活になったらどうなるのか?など、何が「正解なのか」あえてやってみることでわかることもあるはず…とのお話しもありました。
結論としては、バランスが大事なのでは?ということでした。
生きていくことと向き合っていく、仕事とはなにか?労働によっての対価はなにか?
それぞれ大事にしていきたい価値観は何なのか、自分自身と向き合うきっかけになり、
箱の中でこれしかできないと嘆いているのではなく、自分ができることをやっていく時代に変わっていることに気づくことが大切なのではないかと思う。
今の働き方に疑問を感じている、将来への不安、今後どんな人生を望んで歩んでいくのか、
よりよい人生を、自分らしく築いて行けることが素晴らしいことだと感じました。
価値観は人それぞれ、理解することは難しかったとしても、共有できる時代になっている。
今回、できる-セ・ポシブルに該当するSDGsカテゴリー
●4.質の高い教育をみんなに
●7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
●8.働きがいも、経済成長も
●12.つくる責任、つかう責任
●13.気候変動に具体的な対策を
SO. ラボ × cinemo(ソラボ デ シネモ)でSDGsを自分ごとに
SO. ラボ × cinemo(ソラボ デ シネモ)は毎週SDGsに関係するテーマの作品を上映しています。
SDGsとはSustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)とのことですが、簡単に表現すると「2030年の世界のあるべき姿の目標」という感じの理解でよいのではないでしょうか。
SO.ラボでは2030年に向けて群馬県高崎市のまちなかで、「よりよい未来の暮らし方」についてさまざまな草の根的な活動をしています。
より良い暮らしを実現するには「少数の意識の高い人たちの大きな行動よりも、より多くの人の理解と小さな一歩」が大切です。そのためにもSDGsを自分ごとにとらえ、日常生活の中でSDGsを少しでも意識できるようになると嬉しいです。
次回上映情報
マヤ暦5125年の周期の終止符に
- 古代マヤから私たちへのメッセージとは?
この映画は、単なるマヤ暦、マヤ文明に関するスピリチュアルな作品ではなく、古代マヤの美しい世界観を表現しながら、
現代マヤ人が直面している問題を浮き彫りにして、その上で、現代を生きる我々全体に対しての警笛を発している渾身の作品です。
映画『マヤ ― 天の心、地の心 ―』
日 時: 令和3年5月15日(土)
17:15〜18:55(上映時間:99分)
会 場: 17:00〜
場 所: 1階SO.ラボ(ソラボ)ラウンジ
料 金: 1000円(税込)
上映会後にデスカッションを行っております。
より理解を深める場となっていますので、ぜひご参加ください。
ご予約方法|電話、メールで受付しております。
Tel:027-386-9945
メール:info@solavo.jp
もちろん、当日のお申込みも大歓迎です。
是非、次回の上映をお楽しみに!
SO.ラボスタッフ一同